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2011年08月10日

アメリカ横断、またやります!

もう3人が出会って十年になる。

僕らは16歳だった。
学生服がぎこちなかった。
今となっては瞬間だった3年間という時間を、途方も亡く持て余していた。



だから、僕ら、ずっと語り合っていた。
恥ずかしげもなく本気で、語り合える友人が存在することが、生涯、僕らの拠り所になった。





そして、、、、




あの頃、無責任に描いた夢も、自分像も、生き方も、社会も。

当時「未来」と呼んでいた空間が、
いつの間にか「現在」となっていることに気づく。




十年。。

それはとてつもなく長い時間に思えたんだけど。

十年。。。

それだけあれば、何にでもなれるような気がする。

十年。。。。。

僕らはその膨大な時間の中、どれだけの事をしてきたのだろう。


あの頃描いた未来と比べ、どれだけ近づくことができたのだろう。



目をつぶり、学生服を着た自分と対峙すると思わずゾッとする。



僕は焦った。
けれど、一人じゃどうしても腰が重い。
不安。

そんな時だった。

「いっしょに事務所作ってそれぞれのやりたい事の拠点にしようぜ。」


高校で供に語り合ったあつしと、いっこうだった。

あつしは起業。
いっこうは輸入業。
僕は旅人活動。

僕らは今、26歳。
勝負をかけるには早い時期ではないはずだ。



「一人では怖いけど、こいつらとなら。」


そして僕らはまた集った。
それぞれの道がまた交差する。




話しは続く。

「っとその前に、
3人でアメリカを車で横断しようぜ!

高校の頃みたいに青春しよう!
大自然で語り合って、お互いの絆を確かめ合おう!!」




話しは一気にとんだ!

けどなんだろう、この興奮。

そうだったよな、僕らそうだったよな!!

しがらみを気にせず、人生楽しんでいた。



十年の月日が経ち、
僕らは過去の自分らに試される。

「夢を叶えられるか」
「仲間との信頼を貫き通せるか」
「人生を楽しみつくせるか」


やってやろう。
アメリカ横断。




果たして、僕らはあの頃と比べて、
進んでいるのだろうか。
立ち止まったままなのだろうか。


それを確かめに行くんだ。







ってことで、
アメリカ横断記、見守っていてください。

http://journeyamerica2012.ti-da.net/  


Posted by タビストの卵 at 22:02Comments(0)

2011年07月29日

心ぼろぼろでなんとか書く

なかなか東京での仕事は辛いものがあり。
ちょい鬱気味のタビスト、ナオキです。


ただ今の仕事で、僕の存在意義が見いだせてません。

やはり数字、結果命です。
結果を出せない奴は会社に存在する意味はなく。
日々、グサグサ刺さる言葉をかけられています。



ただ、解決策はいたってシンプルです。
数字をとるための努力をすれば良いのです。
結果を出している先輩がいます。
学べば良いのです、彼らから。

シンプル。。。。


それなのに、僕が気乗りしません。
あそこまで存在を否定されたら。。。


そのままで辞めるのは、
ただの弱い奴ですか?
甘ちゃんですか?


電車に揺られているサラリーマン。
「あんなリーマンにはなりたくない」なんて言う若者の声を聞くこともあります。

僕は今、そんな彼らを心から尊敬する。
僕もう、仕事に心折れそうです。
満員電車に精神つぶされそうです。



僕のこの経験が、
いつか役に立つ。

僕は満員電車につめられている彼らに向け、
旅の開放感を届けたい。
それは僕が今、欲しているもの。

僕が彼らのために旅をして、
世界の広さを表現する事で、心にスペースを作り、
少しでも生き易さを持ってもらいたい。




さぁ、今の苦しみを糧に。
歯を食いしばる。
耐える。  


Posted by タビストの卵 at 22:32Comments(2)

2011年07月20日

10年の月日

今日、初めてskypeを使って友達と会話した。

学生時代からこれを使って国際電話している人とかよく見かけていたんだけど、
僕は今日初。


あれ、すごいね。
画質も問題なくビデオ電話ができるんだから。




今日わざわざskypeで男二人が話ししたのは、理由があって。

高校からの友達なんだけど、
昔から言っていた、仲間でのアメリカ横断の旅を決行しないか、という話題が出たから。
その話を詰めるため。



なかなか夢が膨らむ話だった。

友達と三人でグランドキャニオンの縁に身をさらし、
地平線までそびえる一直線のハイウェイを突っ走り、
満点の星空の下、酒を飲みながら語り合う。

気心知れた仲間でそんな時間を共有できたらどんなに素晴らしい財産になるのだろう。



思えば、彼とは高校時代からいろんな事をした。

最初は高校一年の夏、
チャリで本島中部の宜野湾から辺戸岬まで行き、
2泊3日で戻ってきた。

あの時も夜空の下、二人これからのことを語り合った。

「これからもずっと旅がしたい」
「器のでっかい男になりたい」
「好きなことを仕事にしたい」

そして「未来でもお前と共に面白いことをしていたい」と。




あれから10年の月日が経とうとしている。

僕らは相変わらず、アメリカ横断だの好き勝手なことを計画している。



ただ、あの頃と違うのは、


食っていくためにどれだけの時間をそこにつぎ込めるか、
飯のタネにするためどうやって次に繋げる旅にするのか、

そんなリアルでシビアなことまで考えなければいけなくなったことだ。




遊びほうけるわけでもなく、
ちゃんと次に繋げる動きをする。


10年の時間は、
僕に大人としてのプレッシャーを積み上げていき、
それが誇らしくある。


ただ、淋しくもある。。。

旅の感動を純粋に味わいきることは大切と知りながら、
ちゃんと次に繋がる旅になるのかという不安がいつも胸の片隅でうずまいていて。



高校時代の僕、
見ていてくれ。

僕は旅を楽しみきって、
尚かつそれで生きていく!  


Posted by タビストの卵 at 20:47Comments(2)

2011年07月16日

月があんなにも、綺麗だから

今日は満月です。


遅い帰り道、
月灯りが辺りを照らしてくれました。

twitter上で何人かの友達が、月を見てつぶやいていました。




いったい、どれくらいの人が満月が放つ危なげな癒しの光に気がついているのだろう。

僕らが日々の生活に追われ、がむしゃらに走っている時も、
月はあの頃と変わらないスピードで、悠々と満ち欠けを繰り返しています。



どこかほっとする。




満月を眺めながら、ふと去年の正月のことを思い出した。

2010年1月1日。
その日は満月だった。


しかし、旧暦を使っていたその昔、正月というのは毎年新月だったそうだ。

その年の正月を見た昔の人は、
満月の元旦に、さぞ驚いたろう。

それはあり得るはずのない光景だった。


時が流れて、
当たり前だったことが、いとも簡単に当たり前でなくなる。


けどね、
月は変わらない。
自然は悠然。






もう少しだけ、
月明かりを浴びていたい、夏の夜。  


Posted by タビストの卵 at 22:36Comments(0)

2011年07月15日

背伸びしているみんなのために旅がしたい

今までバイトをいくつか経験してきた。
最近、新しい仕事に就いた。


微々たる社会経験で思います。

日本の経済は、各人の背伸びで成り立っている、

のでは、と。




人数不足に悩んだり、
割に会わない労働を強いられたり、
なんて日常茶飯事。


人間関係で悩んだり、
残業したり、
理不尽な説教をくらったり、
なんて当たり前。



そんな事でうじうじ言っているのは、甘い、ということでしょう。

我慢して、踏ん張って、乗り切ったその先に、成長はあるのでしょうか。
まだそこまで辿り着いたことのない僕には何も言えません。



ただ、

追い込まれて

自分を責めて

精神を壊す。

そんな人がたくさんいます。



世界には、
日本の経済社会の価値観ばかりではありません。

多種多様なことが重きに置かれています。



世界の広さ。
疑似でも、想像でも、なんでもいい。

世界の広さが実感できれば、価値観の多様性を実感できれば、

ここ日本で、働くことに生きることに苦しんでいる人たちに、

ほんの少しでも生き易さを与えることができるんじゃないか。



僕が旅することで、
それが誰かの心のゆとりスペースを広げることに一役買えれば。

そうすることができれば僕は、とても幸せです。





ただ、今は、
僕自身が社会の荒滝に打たれています。

日本名物、朝の満員電車。。。地獄!  


Posted by タビストの卵 at 22:49Comments(0)

2011年07月13日

ここではないどこかへ

休みの午後、
レゲエのリズムがどこか別の世界にと
僕をとばしてくれます。




ここ東京で初めて
バリバリの「稼ぐ」ことを目的とした仕事につきました。
本来、仕事とはそれ前提にあるのだけれども。
数字、結果が最優先された世界に戸惑っています。

今まで培ってきた僕自身の価値は
ここでは必要ないように思えます。


上司は言いました。

「居酒屋で飲んで、会社の愚痴をこぼしてるだけの人間、
あんなんになりたいと思うか?
負け組だよ。
けれど、俺は非難はしない。
ああいう人たちはそれだけの価値観なんだし、
ああいう人たちの存在があるから勝ち組がいるわけだし。」

だと…。


僕は、居酒屋で愚痴をこぼしてるサラリーマンも、
満員電車でストレスためながら疲れた顔してる人も、
尊敬するべきだと思う。
彼らだって戦ってるんだ。

愚痴をこぼす姿、我慢してるその背中、
とても人間らしい。


「俺らはリーマンが何ヶ月かかって稼ぐ金を
一ヶ月で稼ぐんだぜ」

お金を稼ぐためにこの仕事を選びました。
けど、稼いだ人がそんなに偉いのか。


僕が異常か。
彼らが異常か。

この考え方が社会の常識か。
ここで生きられなければ…
ここに僕の居場所はありません。

負け組のレッテルを甘んじて受け入れよう。



休みの午後、
レゲエのリズムがどこか別の世界にと
僕をとばしてくれます。  


Posted by タビストの卵 at 13:53Comments(0)

2011年06月15日

世界は広い、という単純な言葉を強くイメージすること

旅をして、
いろんな場所で、いろんな人と巡り合い、
世界各地に自分の居場所を作る。



自殺志願者は、
死ぬ前に旅をして欲しいと思う。
そう言ってきた。

世界の広さを実感し、
居場所が無限にあることを体感して欲しくて。



新しい仕事をして3週間がたつ。
仕事の遅さ、できなさぐあい。
僕が動くことでお客さんや上司・先輩に迷惑がかかったり。

それはそれは辛いことです。
それじゃ動かない方がいいんじゃないか、なんて思うことも多々。


そんな時、世界の広さをイメージする。
僕が今、ここに居る理由。
動く意味。

来年にはもう一度世界に羽ばたき、
僕に関わる全ての人に、地球の広さを伝え、
生き易さを与えたい。



死にたいわけじゃないけど、
死ぬ気でやらなきゃいけない時期なのかな。

死ぬ気で・・・
緩い性格の僕には苦手なことだ。

けれど、もう少し頑張ってみよう。  


Posted by タビストの卵 at 13:49Comments(0)

2011年06月02日

tabibon

50人の旅人の写真と文を集めた、tabibonが出版されました。

ご縁があってわたくし、なんと、旅人の一人として、
その本に載ってます!



ちゃんとしたHPは見当たらなく、
けれど、とっても綺麗な作品に仕上がっている。

五十人五十色の旅がある。
みんなの旅を眺めていると、旅心がわさわさしてしまう。



道祖神の招きにあいて。。。




僕の手元に15冊あります。
欲しい方はこちらまで。
ちなみに1500円で、送料負担でお願いします。

naoki.takaesu@gmail.com  


Posted by タビストの卵 at 22:44Comments(1)

2011年05月17日

出産、男として

今日、7が月のベイビーを持つ従姉妹に会ってきた。


最近知ったのだが、なんとご近所さんだそうな!
もっと早く知っていたらな。




小さい頃から知っている従姉妹も、
すっかりママになていた。




思えば、地元の友達にも子どもを持つ人が増えてきた。



僕の世代も、命のリレーを繋ぐ時期にあるのだ。


時が流れる。。。








今日は従姉妹の旦那さんも来ていて、
久しぶりに、従姉妹夫婦と顔を合わせて嬉しかった。

今回は、新しい命も増えて。








そして、ふと思い出したことがある。

あるドラマの話し。





陣痛が始まり、もうすぐ産まれるという状態にいる主人公。

主人公の旦那さんは何もできずにあたふたするばかり。

たまりかねた彼は、妻(主人公)の父親にそうだんする。


「こんな時、男は何をしたらいいんですか?!」


応えて、父親は言う。


「男は何もしなくていいんだよ。

それは何もできないから。

そして、何もできない自分を噛みしめなさい。

その後、女性って凄いんだなぁ、って思い知れば良いのさ。」と




どこまで行っても、男は女に生物学的に敵いません。






産婦人科の先生でもある従姉妹は、

出産時は旦那として、立ち会うことをすすめた。


妊娠期の大変さを、共に乗り越え、

出産の苦しみを、共に戦ってほしい、と。




男は、自分で産むことはできない。

妊娠から出産までを共同作業することで、
自分の子どもが産まれたということを実感するのだ。

俺の子だ、と。


そして、女に感謝するのだ。









また、従姉妹に、赤ちゃんに、会いに行こう。

ベイビーの笑顔はたまらない。

あんなに無条件で幸せになれる存在を他に知りません。



ま、実際、子育ては大変なこともあるんだろうけど!

それでも、子どもほしい。。。。  


Posted by タビストの卵 at 23:08Comments(0)

2011年05月15日

なお散歩

五月です。

始まりの季節がひと段落し、
安定して春の風がそよいでます。


僕はといえば、

人生史の、幅ある区切り上にたたずんでます。
何時代にも属していないグラディエーションゾーン。
終わりと始まりの真ん中。。。


先日、2つ掛け持ちしていたバイトを辞めました。
少し遅めの卒業式でした。

旅へ向けて進んでいくことを決めたのです。
経験重視の仕事から、貯蓄重視の仕事へ切り替えます。




とはいっても、、、
前の仕事から次の仕事へうまく引き継ぐことができなく。

今は求職中で時間を持て余しています。






仕事が見つかるまで、お金はいっさい使わないと決めているので、
けっこうストイックな生活をしています。

時間はいくらでもあるので、
よく散歩に行くのですが、

これが旅した時の感覚を呼び起こしてくれます。

あぁ、僕はこのかんじが好きなんだ。

新しい景色に身をさらし、

出会うはずのない人と触れ合っていく。

なんともなしに存在している植物たちですら意味あるものに思えてきて。

僕は心いっぱい優しい気持ちで満たしていくんだ。




一歩踏みしめる度、
僕の細胞をこの空間に属させていく。

そんなかんじ。  


Posted by タビストの卵 at 23:56Comments(0)

2011年04月27日

お久しぶりです、3年前の僕

僕の人生初めての経験です。


ここ最近、過去の方が良かったと思う。
これまで、「今が一番」と思って過ごしてきた。

過去に戻りたいと思ったことはない。

いつも毎日が楽しく。
自分を信じられて。
明日が待ち遠しかった。



今、、、
初めて長期的なネガティブなスパイラルに身を置いています。




ってことで、
僕が戻りたいと思っていた過去の文章たちに目をやっていました。
学ばされます。

今より楽に生きていたわけではなく。
苦難や災難は等しく起こっていたんでしょう。
そう、匂わせる文があります。
けれど、ポジティブに返している。



こんな事を言ってました。


「悲しいときにできることは、
悲しみにどっぷり浸かることだけ。
今はじ~っとじ~っと悲しみを味わいきる。
それだけができること。」
(過去ログ「そっと悲しみに、こんにちは」http://tabist.ti-da.net/e2489509.html


続いて、
悲しみに浸った時間だけ、
人は熟成され優しくなれると、僕は言っていた。

信じても良いよね?
過去の自分。

  


Posted by タビストの卵 at 01:20Comments(0)

2011年03月06日

僕はお客さんだとか、そうじゃないとか

先日、5泊くらいで沖縄に帰ってました。

東京に出てきて、はや1年半。
その間に帰った回数は今回で3回目。

けっこう帰っているね☆


けれど、1回目はテレビ撮影も兼ねた帰郷。(ちょいとしたきっかけでNHKに出た時期がありまして)
2回目は結婚式と、観光。

沖縄の仲間や親戚とガチで会った帰郷は今回が初めてかも。




はぁ。。。沖縄いいね。
いろんな人と会って話して、思うことがたくさんありました。
24年間過ごしていたわけだからね。
ただ遊んできただけじゃないからね。
何かいろいろ土台があるんだよねぇ沖縄は。




帰りの空港で、正直、東京に戻るのが怖くなった。
自分の拠点が沖縄なんだと実感して、
再び東京が生活する場として認識できるんだろうか、って。

お客さんの気持ちで飛行機を降立つことが怖かったのさ。

でも、乗りなれた電車に揺られて、
Bugに顔を出して、
彼女と過ごして、
働いて、
馴染みのお客さんと喋って。

いつもの東京の生活になりました。

また、これから頑張って東京を生きていきます。






ん~、この怖さ。
初めての沖縄へ里帰りの時も感じたのよ。

これまでちょいちょい遠出したこともあるけど、
帰って来る時は、いつもホームの顔していたからね沖縄は。

けれど初里帰りは違かった。
僕の生活の場は沖縄じゃないから、沖縄がお客さん向けの顔をしていた。

怖い~そんな顔されるの初めてどぉ!


は~誰か分かる?この感覚。

伝えたひ、この感じ・・・





何はともあれ、今回会ってくれた沖縄の仲間、ありがとう!
もうちょい東京で頑張ります!!

東京のみんな、これからもお世話になります!
よろしくね♪  


Posted by タビストの卵 at 01:58Comments(0)

2011年02月14日

落とせ!今

今日は、ぱたっと夕方まで時間があいた。
こういう日は、困る。
こういう日が、大好きだったのに。


何が困るかって。
「何をしようか」、ってなるから。
それは、目標への道筋が明らかになっていないということを、
直視しなきゃいけなくなる、ということ。


正直お金が回ってない。
また焦るよね。
いちいち、「こんなんで良いのか」なんて自虐にも似た問いがわく。
何のプラスにもなりゃしないのに。



昨日行ったカフェのオーナーが言っていた。

僕はまだ若いんだと。

ゲームでいえば人は、3キ(命の数?的な?)ぐらいあって、
落とすなら若い方が良い、と。

僕はまだ1キも落としていない。
落とすほどの無茶もしていない。

落とすなら若い方が良い、か。。。



落とす?

僕、落としちゃう?

それが、ゲームクリアの通過儀礼なら。
落とすなら今、なんだな。  


Posted by タビストの卵 at 02:20Comments(2)

2011年02月07日

余裕

体調がすぐれないとか。

お金が間に合ってないとか。

部屋が片付いてないとか。


そんな小さなとっかかりが、
心をせわしなくさせるんだと思う。



体調の悪さは、
日々の食生活だったり、
睡眠不足だったり、
自己管理だったり。

お金が回らないのは、
収支のコントロール不足だったり、
衝動買いの制御が足りなかったり。

部屋が片付いてないのは、
日々の不摂生。


生活を丁寧に積み重ねることは、
大事な事なんだと思う。


生活を丁寧に積み重ねるということは、
子どもの頃に親から教えられたことだったりする。


最初の頃に戻り、
生活を見直そう。

最初の頃と違うのは、
叱ってくれる人がいないこと。


甘えないように…
爽やかな気持ちがきっと待っている。
  


Posted by タビストの卵 at 00:43Comments(1)

2011年01月09日

匠な人が身近にいまして

何年前のことだっただかな。


父ちゃんが急にこんな事を言ってきた。

「従兄弟だと名乗り出た人が現れた!」

なんのこっちゃいな。。。



どういう事かと聞いてみると、、、



僕のじいちゃんの兄貴(父ちゃんにとってはおじさん)は、
放浪癖があってかつて日本本土をうろうろしていたらしい。

そして子どもを何人か作って・・・

(その辺の経緯はまだ詳しく聞いていません。
ずっと放浪していたのか。家庭を作ったのか。何人か、って言った子どもも僕が知っているのは2人だけ。それだけなのか、もっといるのか。)


その子どもの1人の方がある時、自分のルーツを探りたい、
ということでわずかな情報をたよりに、うちのじいちゃんまで辿りついたそうな。


ということで父ちゃんは、50過ぎにして従兄弟と「初めまして」の挨拶をすることになった。





その方は高江さんといって、とても面白い生き方をしている。
現在は大分で竹職人をしている。

脱サラを経験して、自然の中で農業をしながら暮らしていこうと決め、

副業として手に職をつけ、竹細工を作ることにした。

それが功を奏し、副業が本業になり、今は海外にも出店するほどの竹職人になっている。


自らの手で生計をたて、自分らしいライフスタイルを確立した。
憧れるし、とても尊敬する。





それがそれが~。
今日、僕は初対面をすることができました!

日本橋で展示会があるということで、行ってきたんです♪

想像したようにとても優しい方でした。

人生模索中の僕にかなり刺激を与えてくれました。





自分が信じられなくなった時、
挫折した時、

自分とゆかりのある人を思い出し、励ますことがある。

特に父の人間性にはいつも自分に勇気をくれる。


その父が名付けた‘直己’という名前は、
かの有名な冒険家、植村直己さんからきている。

僕にも植村さんのスピリッツが流れているんだ、と鼓舞することも少なくない。




高江さんも僕に勇気をくれる一人である。

いつか自然の中に在るという家を訪ねたい。

彼の積み重ねてきた人生を、ゆっくり染み込ますように聞き入りたい。

今日、高江さんに会えて本当に良かった。





展示会は明日1月10日までやっています。
場所は日本橋の三越本館7F。

お時間ある人は是非。


高江さん以外にも、日本の職人さんが集って、
それぞれの匠の技を披露しています。

職人さんの話を聞くのもかなり面白いよ♪



高江さんのことはまた書きたい。
今日の職人さんたちの展示会のことも書こうと思う。




最後にこちらは高江さんのHPです。
「すべらない箸」、かなり良いです♪

竹工房オンセ→http://www.take-once.com/
  


Posted by タビストの卵 at 22:50Comments(3)

2011年01月02日

新年の挨拶

あけましておめでとうございます。
ブログを訪問してくれたみなさま、去年はありがとうございます。

あまり、更新率の少ないブログですが、
今年はバンバンにアップしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。





さて、時の流れは早いもので。
気がつけば年が明け、2011年です。


時の流れが早やい、と言っちゃうのは、
やはり忙しない日を過ごしているからでしょうか。

淡々と流れる毎日を、じっくりと、噛みしめながら、
そんなふうに過ごしていきたいと思うのに。



僕は、引越しをしてから、一番短い契約で新聞をとっています。
正月家を出る時に、いつもの倍の新聞がビニール袋に入れられトアノブにぶらさがっていました。
実家にいる時は、何気にその正月特集の新聞を読むのが楽しみだったことを覚えています。


今年の新聞に、立川談志さんとユーミンさんの対談が載っていました。
その中で気になる一言が。。。

ユーミンさんに「今年の抱負は?」と聞かれた談志さんの返しです。



「抱負?特に無いね」



なんかかっこ良い。。。
新年だろうが、何か変わったことをするわけでもなく、
いつもと同じように生きていくということなのでしょう。



僕も今年は更に「自然体」を目標に過ごしていくつもりです。
なかなか現状が変わらない自分に焦りを感じて。
その焦りが腰を重くしている気がするのです。

そう、それが今年の目標・・・ん?
それはもう抱負だよね。

抱負なんてない発言にかっこ良いって言った側から抱負を立てています。





ほいじゃ抱負ついでにもう一つ。

「当たり前のことを当たり前にやる」

これも今年の抱負の一つに追加。



この前、バグのお客さんがこう言っていました。
この人も知り合いのミュージシャンから聞いた言葉らしい。

「自分の生活に対する姿勢がステージに表れる。
だから僕は音楽をライフスタイルの一つである、と言えるんだ。」


僕の言葉や、行動、表現する全て。
それは毎日の生活する自分から表れているもの。
誰もいないからって、家でゴロゴロしていたらそれなりのモノしか表現できないんだろうな。




ってことで。
2011年は、自然体で毎日の生活をしっかりと過ごしていきたいと思います。  


Posted by タビストの卵 at 20:53Comments(2)

2010年11月28日

全体を把握すること

何かを掴みかけていた気がするんだけど。
もとい。
触りかけていた気がする。




ん~と、全体を把握することってきっと重要なんだと思う。


今いる場所が全体の中のどの位置にあるかを知ると楽になる。
すっきりする。
余裕が出る。
そんなことを改めて感じた。
そう、「改めて」。
以前から気付いていたこと。アメリカ横断中に思ったこと。




「景色が変わる時」

バスを降りるとそこは見知らぬ景色だらけ。
けれど、滞在中に土地の地理がパズルのピースのようにはめ込められていき、
その景色も何十ピースの中の一つとなる。
全体を把握した後にまた見ると、違って見えてくるから不思議。
周りの絵との関係性の中で認識するから。
見知らぬ不安から愛着のあるお馴染みの表情へと変わっていく。

To Be Originalより



これはアメリカを横断した時に書いたエッセイ。
ぽつんと知らない土地に投げ込まれ、景色を眺め回してみても、何がなんだか分からない。
今自分が把握している世界は360度視界に入る範囲だけ。
それが、歩いてみて、白地図を塗りつぶしていくにつれて世界を理解していく。
その様を表現したエッセイだった。


今日、「17歳のための世界と日本の見方」という本を読んでいて、さらに発展した考えを思いついた。
前述のエッセイは地理を例にした場合。
それは組織、歴史、人生にも同じく並べて挙げられるのではないだろうか。


組織の場合。
自分の仕事が組織(会社)の成すことのどの一旦を担っているのか。全体を把握すること。


歴史の場合。
今目に目の前に映っている事象は歴史に起因する。
ニュースに取り上げられている戦争だって歴史の流れがある。
何がどうなってこういう状況になったのか。

今住んでいる場所だってそうだ。
この前銀行に行った時に、井の頭線記念誌を見た。
井の頭線のアーカイブってとこ。
僕が今住んでいる場所がどういう流れで今こういう姿形になったのか。
時空の全体を把握すること。


人生の場合は。
それは宗教に絡んでくる。
人の生きる意味を説いて、人生の全体像を理解する。
それは生き易さを生む。





さてさて。全体を把握すること、それはとても有意義なことなんだろうと思うのだけれども、今さら言う。
なぜ?
本当に重要なこと?


会社全体の中の仕事として把握せず、ただひたすら一生懸命働いたり、
歴史を把握せず今住んでいる場所を漠然と景色として捉えたり、
今日一日一日を黙々とこなしたり、
それ自体は悪いことではないのだけれど。



やはり、地理の例で感じた、その土地への愛着が全体を把握することの重要さの鍵だ。
世界が広がる感覚。
目の前の事象に幅ができる。
土地と土地の関係性。
時間と時間の関係性。
それを理解することで世界とより幅を持って接することができるんだろう。


幅、そう幅・・・。





あぁもっと分かり安い言葉を喋りたい。
日本語は、言葉は難しい。  


Posted by タビストの卵 at 15:55Comments(0)

2010年11月08日

んちゃ♪

あぁ、またブログが止まってしまった。。。


なかなか難しいんだよねぇ。
特に今は引っ越してネットできる環境がなくなっちゃって。

早く家にネットをひかなきゃ!


そうそう。
ネットをひくのに何をもたもたしてるかというと、
先月、旅に行く前に、
サイフ、通帳が入ったカバンをなくしたのだ!

友達と朝まで飲んだ帰り、
気が付いたら駅のホームで寝ていたとさ。。。
そしたらカバンがんくて。

忘れたのか、盗られたのか。

まったく、旅人が聞いてあきれますよね。

海外で置き引きにあうならまだしも、
ここ日本で。




お金もおろせず、うだうだしていたとさ。


よぉし!
また活動始めるぞ!




あぁ早くネットをひきたひ。  


Posted by タビストの卵 at 17:02Comments(0)

2010年10月13日

夜のコインランドリー

コインランドリーにて、
洗濯物が洗い終わるのを、ジャージ姿で本を読みながら待つ。
僕が持つ貧乏1人暮らしのイメージの1つだ。


いつからか抱いていた妄想が今この瞬間、現実となった。

人知れず抱いていた小さな夢が、
何ともなしにただの現実としてあらわれる。
そんな虚しさもまた良い秋の夜なんです。

夢を叶えるって、
虚しさを伴うものなのかと考える。



洗濯物を乾燥機に回しながら、
すでに洗濯済みの服の持ち主がいつ来るのかソワソワし、
はたして良い人か悪い人か、
靴音が近づいてくる度、目でなぞってた文を見失う。

そんな、夢叶った秋の夜…なんです。
  


Posted by タビストの卵 at 00:18Comments(0)

2010年10月11日

環境が変わり

環境が変わった。
1年、先輩の部屋に居候していたけど、
そこを出て、1人暮らしの始まりだ。



恥ずかしながら、25にして初めての1人暮らしです。


気分が変わる。
少しだけ大人になった気がする。

賑やかな町から、静かな住宅街へと引っ越しました。




自分のお金で家賃、生活費をまかなう。
ちょっと大人な気分。
税金や年金など、
なかなか生きていくうえでかかる費用を全部まかなえているわけじゃないけど、
僕にとっては大きな一歩なのだ。



部屋のテーマには「書斎」ってことで作りたい。
お酒を揃えたい。
音楽をいいかんじにかけて、
間接照明が疲れを癒してくれる。

壁には古ぼけた世界地図。
自分で撮った写真を貼り付けて。
パソコンスペースで次行ってみたい国の情報を集めて。



妄想が広がる。




とりあえず、
洗濯機、冷蔵庫が欲しいです。。。。

あぁ、誰か中古でいいから余っている人いないかな。。。。  


Posted by タビストの卵 at 17:42Comments(0)
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