2010年07月23日
友から学ぶ
再会。
いつぶりだろう。
彼と会うのは。
高校が同じで、何度か絡む機会があったけれど、
がっつり話しをしたのはもしかしたら今日が初めてかもしれない。
彼は農業をしている。
世界平和を本気で望み、
その実現のために、今は食に携わっている。
ぶれない自芯。
彼の真ん中に通っている一本の棒がうらやましかった。
自然相手の農業は僕の想像を軽く超え、大変だった。
気候や土の具合はもちろん、あらゆる条件を計算しなければいけない。
収穫時期をコントロールするために種をずらして蒔く。
この野菜を植えたから土からこんな栄養分が吸収されている。
だから次はその栄養分をまた土に蓄えるためにも、この野菜を植えよう。
暴風避けのためにも、ナスより背が高く大きいオクラを間に植えよう。
他にもいろいろ考えることがたくさん。
そして彼は言う。
「こればっかりはホントに机で本を読んでも分からん。農業は感性が大事だから。」
自然と対話をしている彼。
そんな彼は夢を実現させるしたたかさも持ち得ている。
勝手にライバル視させてもらおう。
共に頑張ろうぜ。
お前の「世の中を良くしていこう」という視点。
きっとどの職業にも始めにありきな発想。
けれど忘れがちな発想。
ありがとう、もう忘れない。
いつぶりだろう。
彼と会うのは。
高校が同じで、何度か絡む機会があったけれど、
がっつり話しをしたのはもしかしたら今日が初めてかもしれない。
彼は農業をしている。
世界平和を本気で望み、
その実現のために、今は食に携わっている。
ぶれない自芯。
彼の真ん中に通っている一本の棒がうらやましかった。
自然相手の農業は僕の想像を軽く超え、大変だった。
気候や土の具合はもちろん、あらゆる条件を計算しなければいけない。
収穫時期をコントロールするために種をずらして蒔く。
この野菜を植えたから土からこんな栄養分が吸収されている。
だから次はその栄養分をまた土に蓄えるためにも、この野菜を植えよう。
暴風避けのためにも、ナスより背が高く大きいオクラを間に植えよう。
他にもいろいろ考えることがたくさん。
そして彼は言う。
「こればっかりはホントに机で本を読んでも分からん。農業は感性が大事だから。」
自然と対話をしている彼。
そんな彼は夢を実現させるしたたかさも持ち得ている。
勝手にライバル視させてもらおう。
共に頑張ろうぜ。
お前の「世の中を良くしていこう」という視点。
きっとどの職業にも始めにありきな発想。
けれど忘れがちな発想。
ありがとう、もう忘れない。
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00:22
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2010年07月16日
渋谷
不思議な町だ。
これだけ大勢の人と一度に会える場所はなく、
これだけ人が遠い場所もない。
肌すれすれまで接近し、
触れ合うことなくすれ違っていく、
紙一重の出会いたち。
僕は今渋谷のスクランブル交差点を見下ろすスタバにいる。
東京を象徴する場所。
誰もみな人なのに、ただの景色のように見え、
ただの景色が、実は命尊い人だったりする。
景色が人に見えた時、
やっとこの町が有機物になる。
人の大群を血液に例えてみよう。
渋谷を流るる血液は、
この町を活気づかせる。
だとしたら町は何?
意志はどこ?
これだけ大勢の人と一度に会える場所はなく、
これだけ人が遠い場所もない。
肌すれすれまで接近し、
触れ合うことなくすれ違っていく、
紙一重の出会いたち。
僕は今渋谷のスクランブル交差点を見下ろすスタバにいる。
東京を象徴する場所。
誰もみな人なのに、ただの景色のように見え、
ただの景色が、実は命尊い人だったりする。
景色が人に見えた時、
やっとこの町が有機物になる。
人の大群を血液に例えてみよう。
渋谷を流るる血液は、
この町を活気づかせる。
だとしたら町は何?
意志はどこ?
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17:17
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2010年07月10日
体崩れ、心とがる
体調おもわしくなく。
心と体はやはりリンクしているらしく、
体がだるいと、精神的も余裕がなくなってくる。
いつもはスルーできていたことができず、
妙にイラついてしまったり。
行き帰りの電車時。
カバンが邪魔です。
足を組んで座らないでよ。
押すな。
どうして早足の俺の前を横切る。
けれど、
負の感情を湧き起こす行動を取る皆に苛立つ僕もまた、
負の感情を湧き起こさせる一人なんだろうな。
今日僕とすれ違った人たちよ、
ガンたれていたらごめんなさい。
あぁ、早くネガな連鎖を断ち切ろう。
健康な日々に感謝。
心と体はやはりリンクしているらしく、
体がだるいと、精神的も余裕がなくなってくる。
いつもはスルーできていたことができず、
妙にイラついてしまったり。
行き帰りの電車時。
カバンが邪魔です。
足を組んで座らないでよ。
押すな。
どうして早足の俺の前を横切る。
けれど、
負の感情を湧き起こす行動を取る皆に苛立つ僕もまた、
負の感情を湧き起こさせる一人なんだろうな。
今日僕とすれ違った人たちよ、
ガンたれていたらごめんなさい。
あぁ、早くネガな連鎖を断ち切ろう。
健康な日々に感謝。
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17:55
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2010年07月07日
道祖神の招きにあひて
青山一丁目の旅をテーマにするカフェにきている。
旅をしている時のあの感覚が蘇る。
“あの”としか表現しかできなくてとても残念だけど、
生きていく中で、何度あの感覚を感じることができるか、
人生でそこに勝負をかけたい。
そこに価値を置きたい。
旅をしている時のあの感覚が蘇る。
“あの”としか表現しかできなくてとても残念だけど、
生きていく中で、何度あの感覚を感じることができるか、
人生でそこに勝負をかけたい。
そこに価値を置きたい。
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19:13
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2010年02月24日
バイバイ大阪
2泊3日の大阪への旅が終わる。
今回は姉貴や友人を訪ねた。
ここにも僕の居場所が在ることに感謝したい。
有り難すぎて、いつかこの地に住みたいとも思った。
東京へ帰ろうとしてる今が淋しくて、なんだか泣きそうです。
今回は姉貴や友人を訪ねた。
ここにも僕の居場所が在ることに感謝したい。
有り難すぎて、いつかこの地に住みたいとも思った。
東京へ帰ろうとしてる今が淋しくて、なんだか泣きそうです。
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20:48
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2010年02月20日
仲間
今からバイトの仲間みんなでディズニーランドです。
みんな仲良しです。
東京に出てきて半年。淋しく感じないのは人に囲まれてるからでしょう。
ありがたや。
みんな仲良しです。
東京に出てきて半年。淋しく感じないのは人に囲まれてるからでしょう。
ありがたや。
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09:49
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2010年02月11日
2010年02月10日
沖縄居酒屋にて
今日新橋の沖縄居酒屋に行った☆
ヘルプで行ったバイト先の他店で働いたあと、隣の沖縄居酒屋に連れて行ってもらったのだ。
なまりが心地よい…。
文化などのバックグランドが同じという前提で喋ることは、得てして容易い。
痛感した。
言葉足らずですむ事ができる。
会話をしていると思っていると、人はホントはいったい誰と話しているのだろう。
ヘルプで行ったバイト先の他店で働いたあと、隣の沖縄居酒屋に連れて行ってもらったのだ。
なまりが心地よい…。
文化などのバックグランドが同じという前提で喋ることは、得てして容易い。
痛感した。
言葉足らずですむ事ができる。
会話をしていると思っていると、人はホントはいったい誰と話しているのだろう。
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00:07
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2010年02月08日
言語障害!
最近、
思ったこと、伝えたいことをうまく説明できない。
危ない!
言語障害か、と本気で思う。
物書きしようと思っているのに、これはヤバイ!
お金があまりないから、
食事がペヤングか、マクドが多い。
そのせいかな~って思った。
野菜食べなきゃ!
「脳に良い食事」ってこれからググってみる。
思ったこと、伝えたいことをうまく説明できない。
危ない!
言語障害か、と本気で思う。
物書きしようと思っているのに、これはヤバイ!
お金があまりないから、
食事がペヤングか、マクドが多い。
そのせいかな~って思った。
野菜食べなきゃ!
「脳に良い食事」ってこれからググってみる。
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23:29
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2010年02月07日
恵比寿での写真展
今恵比寿から写真展の帰り道。
僕が、ああいう立ち位置になりたいと羨む旅人たちの写真展だった。
展示会は今日までなので急いで恵比寿に向かったのだ。
そして、感想…
写真にとっ、てどこまでいっても其れを撮った本人以上のものには成り得ないんだろうと感じた。
四角く切り取られ目の前に在る絵。この絵が出来上がるまでのストーリーや、周りの匂い、音。
切り取った本人の思い入れ。
僕らは写真を見て、彼らの経験を疑似体験をするでしかなたい。
そして、疑似体験出来る素晴らしさでもある。
僕が、ああいう立ち位置になりたいと羨む旅人たちの写真展だった。
展示会は今日までなので急いで恵比寿に向かったのだ。
そして、感想…
写真にとっ、てどこまでいっても其れを撮った本人以上のものには成り得ないんだろうと感じた。
四角く切り取られ目の前に在る絵。この絵が出来上がるまでのストーリーや、周りの匂い、音。
切り取った本人の思い入れ。
僕らは写真を見て、彼らの経験を疑似体験をするでしかなたい。
そして、疑似体験出来る素晴らしさでもある。
Posted by タビストの卵 at
16:27
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2010年02月06日
ぼちぼち始めますよん♪
さてさて、2010年も早くも12/1が過ぎました。
タビストとして本腰入れて活動をしようと何度意気込んだでしょう。
力むと動きづらくなるらしい僕。
何とナシに始めたいと思います。
ってことで、毎日更新「できたらいいな〜」ってノリで、このブログを活性化させます☆
みなみな様お楽しみに♪
タビストとして本腰入れて活動をしようと何度意気込んだでしょう。
力むと動きづらくなるらしい僕。
何とナシに始めたいと思います。
ってことで、毎日更新「できたらいいな〜」ってノリで、このブログを活性化させます☆
みなみな様お楽しみに♪
Posted by タビストの卵 at
18:27
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2010年01月05日
新春。そして、リスタート。
新年あけましたおめでとうございます。
このブログ、去年はなかなか機能していませんでしたが、
今年こそは!
今年こそは活気付けていこうと思います。
どうかよろしくお願いします。
今回、
初めて僕のブログに来ていただいた方のために。
僕の名前はナオキといいます。
自分でいうのもなんですが、
なかなか良い名前です。
字は直己。
あの植村直己さんからきています。
石川直樹さんという冒険家だとかがいたり。
そしてそして、
浦沢直樹という漫画家もいますね。
はい。
実は今、
NHKの爆問学問を見て、
そのゲストが浦沢直樹さんだったんですね。
いや~面白かった。
まさにプロフェッショナルですね。
彼は集中力がピークに達したとき、
下書きの時点の線があまりに少ないそうです。
そして気付けば明け方になっている。
左ひじをデスクに置き支えているため、
脱臼をしたこともあるとか。
爆笑問題の太田さんとのトークも面白いです。
何より本人たちが楽しそうだった。
ジャンルは違えど突き詰めている人たちの会話だった。
突き詰めている同士、通じるものがあったんですね。
僕もあそこの世界にいきたいと思ったりします。
けど足踏みします。
あっちに行っちゃうと、帰ってこれなさそうで。
そしてこっちの世界はそれだと生きづらそうで。
でもね、
僕の今進む道は、
もうそうは言ってられないのですよ。
突き詰めて、
突き抜けないと。
今年の目標、
「イク」
です。
いろんな意味で。。。
2010年、
みんなにとって
実り多き年になりますように。
今年もどうかよろしくお願いします。
このブログ、去年はなかなか機能していませんでしたが、
今年こそは!
今年こそは活気付けていこうと思います。
どうかよろしくお願いします。
今回、
初めて僕のブログに来ていただいた方のために。
僕の名前はナオキといいます。
自分でいうのもなんですが、
なかなか良い名前です。
字は直己。
あの植村直己さんからきています。
石川直樹さんという冒険家だとかがいたり。
そしてそして、
浦沢直樹という漫画家もいますね。
はい。
実は今、
NHKの爆問学問を見て、
そのゲストが浦沢直樹さんだったんですね。
いや~面白かった。
まさにプロフェッショナルですね。
彼は集中力がピークに達したとき、
下書きの時点の線があまりに少ないそうです。
そして気付けば明け方になっている。
左ひじをデスクに置き支えているため、
脱臼をしたこともあるとか。
爆笑問題の太田さんとのトークも面白いです。
何より本人たちが楽しそうだった。
ジャンルは違えど突き詰めている人たちの会話だった。
突き詰めている同士、通じるものがあったんですね。
僕もあそこの世界にいきたいと思ったりします。
けど足踏みします。
あっちに行っちゃうと、帰ってこれなさそうで。
そしてこっちの世界はそれだと生きづらそうで。
でもね、
僕の今進む道は、
もうそうは言ってられないのですよ。
突き詰めて、
突き抜けないと。
今年の目標、
「イク」
です。
いろんな意味で。。。
2010年、
みんなにとって
実り多き年になりますように。
今年もどうかよろしくお願いします。
Posted by タビストの卵 at
23:43
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2009年08月20日
親不孝
久しぶりに涙を流した。
人目を気にするタイプなので、
必死にこらえった。
けれど、
それでも止められない涙を久しぶりに流した。
僕は親不孝者です。
友達にはっきりそう言われた。
大学を5年も通わせてもらい、
就職活動もせず、
そして今、東京にふらふらと出て行こうと思っている。
父さん、
僕の行く道は間違っているのでしょうか。
母さん、
心配かけてばかりでごめんなさい。
これまで、
たくさん迷惑をかけて、
甘えて、
お金もたくさんつぎこんでもらい、
そして今ちゃんとした職にもつかず、
自由に生きています。
「自由」と言えば聞こえはいい。
けれど今の僕は「自由」にしがみつく
プーのもダサ男です。
それでも僕の身を案じ、
「身体には気をつけて」と、
笑顔で言う母の愛の健気さに
泣けてしまいます。
ここで
ただ泣いて終わるのならば、
僕はただの馬鹿野郎です。
今の僕があなたが注いでくれた愛の結果だとは思っていません。
あなたは自分のために生きろと言うかもしれませんが、
あなたのためにも僕は自立して、
生きていかなければいけないのです。
あなたの最高傑作になりたい。
僕を生んだことを誇らしく思ってもらいたい。
24歳、僕。
いい加減、一人で立ってみろ!!!
僕が生まれなきゃ、
生まれてこなかったモノがきっとある。
人目を気にするタイプなので、
必死にこらえった。
けれど、
それでも止められない涙を久しぶりに流した。
僕は親不孝者です。
友達にはっきりそう言われた。
大学を5年も通わせてもらい、
就職活動もせず、
そして今、東京にふらふらと出て行こうと思っている。
父さん、
僕の行く道は間違っているのでしょうか。
母さん、
心配かけてばかりでごめんなさい。
これまで、
たくさん迷惑をかけて、
甘えて、
お金もたくさんつぎこんでもらい、
そして今ちゃんとした職にもつかず、
自由に生きています。
「自由」と言えば聞こえはいい。
けれど今の僕は「自由」にしがみつく
プーのもダサ男です。
それでも僕の身を案じ、
「身体には気をつけて」と、
笑顔で言う母の愛の健気さに
泣けてしまいます。
ここで
ただ泣いて終わるのならば、
僕はただの馬鹿野郎です。
今の僕があなたが注いでくれた愛の結果だとは思っていません。
あなたは自分のために生きろと言うかもしれませんが、
あなたのためにも僕は自立して、
生きていかなければいけないのです。
あなたの最高傑作になりたい。
僕を生んだことを誇らしく思ってもらいたい。
24歳、僕。
いい加減、一人で立ってみろ!!!
僕が生まれなきゃ、
生まれてこなかったモノがきっとある。
Posted by タビストの卵 at
19:41
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2009年07月28日
夕暮れ時のバス停
今日はバスで移動です。
夕暮れ時のバス待ちは、時間を持て余し、ほっとする一時です。
道の向こう側からひょっこりバスが顔を出すあの瞬間が見たくて、バスが来る方向をまじまじと見つめてました。
「ここからの景色は小さな頃と変わらないなぁ」と呟きながら。
一点を見つめる僕は、後ろからランニングして来るカップルらしき男女に気づきませんでした。
様になっているスポーツ着やサングラス、帽子が、彼らがアスリートなんだと教えてくれます。
そして、それはちょうど彼らが僕を追い越す時でした。
彼氏が走りながら言いうのです。
「早い?」
彼女が返します。
「大丈夫。」
走りながらの会話です。
キツいのでやり取りはその二言だけ。
彼女を気遣う彼氏の優しさ、それに応援されるかのように頑張る彼女。
彼らの短い会話が夕暮れ時の空気にとてもマッチして、胸が温かくなりました。
バスが来る道の向こう側を見つめていた僕の視線は、いつしか肩を並べて走るスポーツカップルを追っていました。
夕暮れ時のバス待ちは、時間を持て余し、ほっとする一時です。
道の向こう側からひょっこりバスが顔を出すあの瞬間が見たくて、バスが来る方向をまじまじと見つめてました。
「ここからの景色は小さな頃と変わらないなぁ」と呟きながら。
一点を見つめる僕は、後ろからランニングして来るカップルらしき男女に気づきませんでした。
様になっているスポーツ着やサングラス、帽子が、彼らがアスリートなんだと教えてくれます。
そして、それはちょうど彼らが僕を追い越す時でした。
彼氏が走りながら言いうのです。
「早い?」
彼女が返します。
「大丈夫。」
走りながらの会話です。
キツいのでやり取りはその二言だけ。
彼女を気遣う彼氏の優しさ、それに応援されるかのように頑張る彼女。
彼らの短い会話が夕暮れ時の空気にとてもマッチして、胸が温かくなりました。
バスが来る道の向こう側を見つめていた僕の視線は、いつしか肩を並べて走るスポーツカップルを追っていました。
Posted by タビストの卵 at
17:54
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2009年07月06日
過去ログ 「STAY!」
人間が“高等”な動物で在るなら、
その発達した脳がその最たる所以。
記憶したり、何かを産み出したり。
けれどそんな加算の能力よりも、
実は重要で高度な減算の能力。
忘却のシステム。
忘れていくから生きていける。
忘れていくから人はここまでやってこれた。
決まっていた別れ。
寂しいし、切ないし、悲しいし、苦しい。
でも、僕も人のその高度な能力のおかげで
あなたの“それ”を忘れていくでしょう。
あなたのいない日常にも次第に慣れ、
あなたの笑顔の代わりに誰かの笑顔を求め、
あなたのぬくもりに誰かのぬくもりが覆いかぶさり、
あなたが居たポジションには他の誰かが居座ります。
そして僕はそれなりに楽しい日々を過ごすでしょう。
あなたに最後の手を振った後にも、
笑って人生を生きることができるでしょう。
けど今は、
今はただ、、、、
あなたのいない世界で笑っている自分が悲しく見えるんです。
僕が笑っている側ではあなたが笑っていて欲しかった。
お願い。。
あなたのいない日常を当たり前だと思わさせないで。。
あなたの笑顔を、ぬくもりを忘れさせないで。。
何よりもそれが苦しいんです。
嫌だ。
忘れたくない。
ずっと僕の同じ場所に居座ってて。
人の作りの非情さを
恨みます。
流れる浮世の残酷さを
恨みます。
その発達した脳がその最たる所以。
記憶したり、何かを産み出したり。
けれどそんな加算の能力よりも、
実は重要で高度な減算の能力。
忘却のシステム。
忘れていくから生きていける。
忘れていくから人はここまでやってこれた。
決まっていた別れ。
寂しいし、切ないし、悲しいし、苦しい。
でも、僕も人のその高度な能力のおかげで
あなたの“それ”を忘れていくでしょう。
あなたのいない日常にも次第に慣れ、
あなたの笑顔の代わりに誰かの笑顔を求め、
あなたのぬくもりに誰かのぬくもりが覆いかぶさり、
あなたが居たポジションには他の誰かが居座ります。
そして僕はそれなりに楽しい日々を過ごすでしょう。
あなたに最後の手を振った後にも、
笑って人生を生きることができるでしょう。
けど今は、
今はただ、、、、
あなたのいない世界で笑っている自分が悲しく見えるんです。
僕が笑っている側ではあなたが笑っていて欲しかった。
お願い。。
あなたのいない日常を当たり前だと思わさせないで。。
あなたの笑顔を、ぬくもりを忘れさせないで。。
何よりもそれが苦しいんです。
嫌だ。
忘れたくない。
ずっと僕の同じ場所に居座ってて。
人の作りの非情さを
恨みます。
流れる浮世の残酷さを
恨みます。
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21:13
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2009年07月06日
過去ログ 「傷はいつしか美しさ」
悔しかろう。
悔しかろう。
プライドをかなぐり捨て、
我がままと知りつつ、
ここまで弱くなった自分に驚きながら、
涙を投げつける自分が情けなくも、
それでも言った「行かないで」の言葉。
何もかも捨て、
得たモノは何も無い。
悔しかろう。
「嫌い」と言われるやり方で「好き」と伝えたのは、
「嫌い」と言われるやり方でしか「好き」と伝えられなかったから。
「あなたのためを思えば思う程、
私は辛くなる」って。
悔しかろう。
無情な流れ。
悔しかろう。
だけど何故だろう。
傷だらけの君を、僕は羨ましくも思うんだよ。
とても人間臭くて美しい。
悔しかろう。
プライドをかなぐり捨て、
我がままと知りつつ、
ここまで弱くなった自分に驚きながら、
涙を投げつける自分が情けなくも、
それでも言った「行かないで」の言葉。
何もかも捨て、
得たモノは何も無い。
悔しかろう。
「嫌い」と言われるやり方で「好き」と伝えたのは、
「嫌い」と言われるやり方でしか「好き」と伝えられなかったから。
「あなたのためを思えば思う程、
私は辛くなる」って。
悔しかろう。
無情な流れ。
悔しかろう。
だけど何故だろう。
傷だらけの君を、僕は羨ましくも思うんだよ。
とても人間臭くて美しい。
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2009年07月06日
過去ログ 「今日此処に居ることをアートとする」
俺にもお気に入りの場所というものがある。
家の近くの海岸にできた公園にある一つの空間。
膝上くらいの高さの塀は、しばらく直線に延び、
途中何かを思い出したように進路を変え、
そのまま海へと辿り着く。
その先端がそこだ。
俺のお気に入りの場所。
俺のお尻ギリギリくらいの幅のそのスペースは、
自分一人の世界を作るには十分な広さ。
塀ギリギリのところで座り、足を宙に、海の上に放り出せば、
爽快感極まりない。
顔を上げ、水平線に視線を移すと、空中を泳いでいる感覚にさえなる。
波が眼下でうねる。
決して視ることのできない風は、
俺を横切りながらその存在を主張する。
決して映ることのない陽の温かさは、
皮膚をさらけ出し、さし出すことで初めて感じることができる。
この場所は俺に自然とお喋りをする時間を与えてくれる。
優しい時間。。
きれいな景色。。。。
けどね、
今日俺が言いたいことはそういうことじゃなく。
視野をもっとマクロに。
地上を俯瞰している鷹のような目線で。
スクリーン越しの観客のような目線で。
俺は今、この美しい景色の一部として俺が在ることが嬉しいんだ。
俺は確かにこの美しい絵を創る一員。
俺の存在が絵のワンポイントに、アクセントになっている。
塀の上の何も無かった空間が意味あるものになっている。
美しく、壮大に飾っている彼らを見て、
「素晴らしい」と、焦がれていた。
でも、きっと俺だってこの絵を彩る一役割になれているんじゃないか、って。
美しくも、壮大でもなくても、
不恰好で、物憂げな背中が、
また違った魅力を加えているんじゃないか、って。
その事がただただ嬉しい。
その事がただただ嬉しい。
ただそれだけなんだけど。
波、風、夕陽、そして俺。
家の近くの海岸にできた公園にある一つの空間。
膝上くらいの高さの塀は、しばらく直線に延び、
途中何かを思い出したように進路を変え、
そのまま海へと辿り着く。
その先端がそこだ。
俺のお気に入りの場所。
俺のお尻ギリギリくらいの幅のそのスペースは、
自分一人の世界を作るには十分な広さ。
塀ギリギリのところで座り、足を宙に、海の上に放り出せば、
爽快感極まりない。
顔を上げ、水平線に視線を移すと、空中を泳いでいる感覚にさえなる。
波が眼下でうねる。
決して視ることのできない風は、
俺を横切りながらその存在を主張する。
決して映ることのない陽の温かさは、
皮膚をさらけ出し、さし出すことで初めて感じることができる。
この場所は俺に自然とお喋りをする時間を与えてくれる。
優しい時間。。
きれいな景色。。。。
けどね、
今日俺が言いたいことはそういうことじゃなく。
視野をもっとマクロに。
地上を俯瞰している鷹のような目線で。
スクリーン越しの観客のような目線で。
俺は今、この美しい景色の一部として俺が在ることが嬉しいんだ。
俺は確かにこの美しい絵を創る一員。
俺の存在が絵のワンポイントに、アクセントになっている。
塀の上の何も無かった空間が意味あるものになっている。
美しく、壮大に飾っている彼らを見て、
「素晴らしい」と、焦がれていた。
でも、きっと俺だってこの絵を彩る一役割になれているんじゃないか、って。
美しくも、壮大でもなくても、
不恰好で、物憂げな背中が、
また違った魅力を加えているんじゃないか、って。
その事がただただ嬉しい。
その事がただただ嬉しい。
ただそれだけなんだけど。
波、風、夕陽、そして俺。
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2009年07月06日
過去ログ 「一期一会をかみしめる日」
暦が10番目の月を数え始めた。
後期授業が始まる。
そして、あと半年で大学生活が終わる。
たまにある。
「終わり」を意識してセンチになる俺。
え~っとね。
このような内容の話しをよく聞きます。
「余命あと3日と思ったら、
一生分人を愛せるでしょう。
人に優しくなれるでしょう。」
「人はいつか死にます。
いつか確実にやって来る最後を意識すると、
無駄に過ごしていい日なんてないはずです。」
「命つきる日をカウントダウンしているがん患者は、
平々凡々と過ごしているあなたの日常が「夢」なんです。」
「人生何が起こるか分かりません。
明日交通事故に合い、死ぬことだってあり得るのです。
一日一日を大事に生き、悔いのないように過ごしなさい。」
なるほど、確かに。
けれど、
俺正直に言います。
批判を恐れずに言います。
俺は自分が死ぬことをリアルに想像できません。
これらの教えを頭では理解しても、
どこか片隅で、
「俺が明日死ぬなんて、重い病気にかかるなんて、まさかね。」
っていう考えがあることは否めないんです。
そんな人間が「まさかそんな~!どうして俺に!」っていう事態がやってくるのでしょうか。
ただね、
そんな俺にも半年後に何が起こるかは安易に想像できる。
大好きな仲間と別れ、大好きな居場所を失う。
それは確実だし、どうしようもない。
「時間よ止まれ!」
なんて今までどれ程の数の人が心の中で叫んだか分からない言葉を
俺も叫びます。
けれど生きていくことってそういうこと。
出会い別れを繰り返し進んでいくのが人の道。
それが一期一会。
一期に一度だけの出会いなんです、あなたとは。
一期一会、素敵な響きだけど、
実際はもっと深く、苦しく、切ない言葉。
もう決められている別れを見据えながら、一期一会の意味を考える。
けれど俺はといえば。
楽しかった分だけ悲しみが返って来るのなら、
もう楽しまない方が良いんじゃないかと思う時がある。
楽しく過ごしている時、ふと半年後の悲しみを意識しちゃう時がある。
分かっているよ。
人は過去・未来って概念を持っちゃったけど
実際は現在の積み重ねと繰り返し。
在るのは今。
生きているのは今。
先の事を考えて今を生きないことはナンセンス。
だから明日も明後日も精一杯楽しまなきゃ。
そう、精一杯。
後悔はしない。
我武者羅に。
出し切って。
あなたとの一期一会を大切にするために。
後期授業が始まる。
そして、あと半年で大学生活が終わる。
たまにある。
「終わり」を意識してセンチになる俺。
え~っとね。
このような内容の話しをよく聞きます。
「余命あと3日と思ったら、
一生分人を愛せるでしょう。
人に優しくなれるでしょう。」
「人はいつか死にます。
いつか確実にやって来る最後を意識すると、
無駄に過ごしていい日なんてないはずです。」
「命つきる日をカウントダウンしているがん患者は、
平々凡々と過ごしているあなたの日常が「夢」なんです。」
「人生何が起こるか分かりません。
明日交通事故に合い、死ぬことだってあり得るのです。
一日一日を大事に生き、悔いのないように過ごしなさい。」
なるほど、確かに。
けれど、
俺正直に言います。
批判を恐れずに言います。
俺は自分が死ぬことをリアルに想像できません。
これらの教えを頭では理解しても、
どこか片隅で、
「俺が明日死ぬなんて、重い病気にかかるなんて、まさかね。」
っていう考えがあることは否めないんです。
そんな人間が「まさかそんな~!どうして俺に!」っていう事態がやってくるのでしょうか。
ただね、
そんな俺にも半年後に何が起こるかは安易に想像できる。
大好きな仲間と別れ、大好きな居場所を失う。
それは確実だし、どうしようもない。
「時間よ止まれ!」
なんて今までどれ程の数の人が心の中で叫んだか分からない言葉を
俺も叫びます。
けれど生きていくことってそういうこと。
出会い別れを繰り返し進んでいくのが人の道。
それが一期一会。
一期に一度だけの出会いなんです、あなたとは。
一期一会、素敵な響きだけど、
実際はもっと深く、苦しく、切ない言葉。
もう決められている別れを見据えながら、一期一会の意味を考える。
けれど俺はといえば。
楽しかった分だけ悲しみが返って来るのなら、
もう楽しまない方が良いんじゃないかと思う時がある。
楽しく過ごしている時、ふと半年後の悲しみを意識しちゃう時がある。
分かっているよ。
人は過去・未来って概念を持っちゃったけど
実際は現在の積み重ねと繰り返し。
在るのは今。
生きているのは今。
先の事を考えて今を生きないことはナンセンス。
だから明日も明後日も精一杯楽しまなきゃ。
そう、精一杯。
後悔はしない。
我武者羅に。
出し切って。
あなたとの一期一会を大切にするために。
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2009年07月06日
過去ログ 「そっと悲しみに、こんにちわ」
大事な人が失恋などの辛い時期に在るとき、
何と言ってなぐさめようかと救済の言葉を必死で探す。
今、俺は逆の立場。
心が痛む。
そして、
やっぱりその立場になってみないと分からないことがあるみたい。
欲しいのは言葉じゃない。
苦しみから救って欲しいわけじゃない。
悲しいときにできることは、
悲しみにどっぷり浸かることだけ。
今はじ~っとじ~っと悲しみを味わいきる。
それだけができること。
悲しみを何かに転化してはいけない。
見て見ぬふりをしてはいけない。
誤魔化してはいけない。
その悲しみの時間の分だけ俺は熟成されていくでしょう。
どこまでいっても解かりきれない他人の苦しみを、
少しでも解かるようになるために。
人に優しくなるために。
今はそっと悲しみと向き合います。
「こんにちわ」って。
何と言ってなぐさめようかと救済の言葉を必死で探す。
今、俺は逆の立場。
心が痛む。
そして、
やっぱりその立場になってみないと分からないことがあるみたい。
欲しいのは言葉じゃない。
苦しみから救って欲しいわけじゃない。
悲しいときにできることは、
悲しみにどっぷり浸かることだけ。
今はじ~っとじ~っと悲しみを味わいきる。
それだけができること。
悲しみを何かに転化してはいけない。
見て見ぬふりをしてはいけない。
誤魔化してはいけない。
その悲しみの時間の分だけ俺は熟成されていくでしょう。
どこまでいっても解かりきれない他人の苦しみを、
少しでも解かるようになるために。
人に優しくなるために。
今はそっと悲しみと向き合います。
「こんにちわ」って。
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2009年07月06日
過去ログ 「星々」
あの星のようになりたいです。
みんなが暗い時ほど輝いて、
自分が何処にいるか分からない不安をかき消すための灯りを、
一人ぼっちじゃないことを諭すための温もりを、
闇の中にも光を見出すための希望を、
無限大に在る世界を歩き通そうとするための勇気を、
あなたの視野に入らない場所からそっと注いでいるような。
そんな星になりたいのです。
みんなが暗い時ほど輝いて、
自分が何処にいるか分からない不安をかき消すための灯りを、
一人ぼっちじゃないことを諭すための温もりを、
闇の中にも光を見出すための希望を、
無限大に在る世界を歩き通そうとするための勇気を、
あなたの視野に入らない場所からそっと注いでいるような。
そんな星になりたいのです。
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